(VOVWORLD) - ブラジル・リオグランデドスル州の民間防衛当局は12日、洪水による死者が前日の136人から増えて143人に上ったと発表しました。また、125人が行方不明となっています。
ブラジル南部のリオグランデドスル州で大規模な洪水が発生している(写真提供:THX/TTXVN) |
降雨は続いており、気象サービスのメトスルは「極めて憂慮すべき」状況だと警告しています。
ブラジル政府は11日夕刻、危機対応として約121億レアル(23億4000万ドル)の支出を発表しました。2週間弱前に始まった降雨で、同州の人口約1090万人のうち53万8000人以上が避難を余儀なくされています。
アメリカのバイデン大統領は11日、支援のためにブラジル政府と連絡を取り合っているとの声明を出しました。(ロイター)